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【Skyrim SE】本:「ユリエル・セプティム七世の短い人生」

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 本を集めることは、このブログの最初の目標の一つだったので、新しく本収集専用キャラクターを作って始めることにしました。これまでに入手した本は同じ状況まで進めて始めます。

 

 今日の本:「ユリエル・セプティム七世の短い人生」

 入手場所:ヴァルトヘイムタワー

 

  

ユリエル・セプテイム七世の短い人生

ルーファス・ヘイン 著

 

「帝国の略歴 第2巻」でも出てきたセプティム家の七世の伝記ですね。

うむ。祖はタムリエルを統一した初代皇帝”タイバー・セプティム”だな。

タロス信仰の、タロス。

そうだ。彼はドラゴンボーンでもある。

 

 この本は、皇帝「ユリエル・セプティム七世」の人生について、年代とその役割にわけて書かれた本です。伝記の扱いです。

 

第三紀368-389年: 戦略家、調停人

 この時代は、帝都全域で皇帝の権威が拡大強化された時代だったが、モロウウィンドやブラック・マーシュといった帝都が把握しきれない東方地域は、同化政策に断固として反対していた。

 ユリエルは、そんな反対運動への対策に頭を悩ませていたが、相談役の帝都の魔闘士ジャガル・サルンの神秘的な支援や狡猾なアドバイスにとても助けられている。

 

 プライベートでは、ユリエルと妻カウラ・ヴァリオ王女との結婚生活は幸せなものではなかった。

 王女は、美しく魅力的な女性だったが、とんでもなく性格が悪く(意地悪、傲慢、野心家、貪欲と、こきおろされているw)、結婚後、すぐに妻の性格の悪さに気づいたユリエルは、結婚を後悔する。

 

 そんな状態だったので、二人の関係は悪化するのは当たり前で、お互いを憎しみ合い、傷つけあうこともあった。子供たちは不幸な結婚の犠牲になってしまう。

 

 プライベートでは不幸だったが、ユリエルは頭脳明晰で野心もあったので、武力と外交をうまく使って、すぐに相談役のサルンの才能を越えてしまった。

 *ユリエルの功績の一つは、モロウウィンドの文化と経済の発展における尖兵役にフラール家を登用したこと とされている。

 

 それを面白く思わないサルンだったが、彼はくせ者だったので、仮面をかぶってユリエルを持ち上げ、信頼を勝ち取っていく。

 

 その後、サルンはユリエルを裏切り、ユリエルをオブビリオンへ投獄してしまい、皇帝の座を奪うことに成功する。

 

 

第三紀389-399年: 裏切り、投獄

 オブリビオンに投獄されたユリエルがどのような経験をしたのか、ユリエルは「投獄時代の夢や悪夢の記憶はひとつもない」と公言しているが、オブビリオンでの経験がユリエルを変えたのは明白である。

 

 オブビリオン追放はユリエルの心と体をむしばんだが、彼は救出され、皇帝に復位する。(これを王政復古の時代と言う)

 投獄前のユリエルはまだ若く、誇りと活力と野心がみなぎっていたが、復位後の彼はいかめしく、我慢強く、用心深い老人となった。

 

 ユリエルがどのように救出され、どのように復位したかは、「バレンジア伝」(スターン・ガンボーグ著 全3巻)に詳しく書かれている。

 

 簡単に状況を説明するなら、

 皇帝の座を奪った元相談役のジャガル・サルン魔闘士が内政を無視したので、帝都の経済がダメージを受け、帝都の権威を狙う貴族や傍系の王族が反旗を翻し戦争が起こった。 と言うことになる。

 

ゲラルトさん、「バレンジア伝」を探しにいきましょう!

落ち着け・・・・・・。「本物のバレンジア」は見かけたことがあった気がするが、「バレンジア伝」という書籍は聞いたことがない。

同じ本ではないのでしょうか?

それも含めてゆっくりと探せばいいじゃないか。

 

  

第三紀399-415年: 王政復古、平和の奇跡、ヴァーデンフェル

 若い頃は力にものを言わせて侵略し、外交的な便宜をはかるという政策をとっていたユリエルだが、後年は、ブレイズ各派の諜報員を使って極秘裏に内政を操作するという手法を取るようになる。

 

 ユリエルが残したふたつの偉業

・「平和の奇跡(西方の激変)

  紛争続きだったイリアック湾地域を、

  ハンマーフェル、センチネル、ウェイレスト、オルシニウム

  という秩序だった平和な近代国家へと変貌させた

・「ヴァーデンンフェルの植民地化

  モロウウィンドは、これによりいっそう深く帝都の影響下に置かれるようになる。

  この出来事は、モロウウィンドのヘルセス王と、「母なる女王」バレンジアの策謀に端を発している

 

 「平和の奇跡」の詳細については、

 ダガーフォール近代史」(パー・ベターセン著)を参照

 

 

第三紀415-430年: 黄金時代、ヘルセス王の法廷、東方の九大神

 「平和の奇跡」をきっかけとして、帝都は、ユリエル統治時代初期のような平和と繁栄の時代に突入した。帝都黄金時代の到来である。

 これにより、ユリエルは東方地域、つまりモロウウィンドへの介入に専念できるようになり、モロウウィンドの正当な信仰の内部紛争や、信仰が堕落している点をついて、政治の中心と支配宗教を変えることに成功し、九大神教団を設立した。

 

この辺りの内容は、モロウウィンドの知識がないと、なんのことだかさっぱりわかりません。

そうだな。俺の知り合いの吟遊詩人が面白おかしく解説してくれるが、呼ぶか?

頑張って本を集めて勉強します!

そう言うと思ったよ。戦闘は俺にまかせてくれればいい。

 

 東方地域での九大神教団の定着については、

 「ネレヴァリンの生活と時代」(ハスファット・アンタボリス著、全四巻)

 に網羅されている。

 

上級王のトリグがウルフリック・ストームクロークに殺害されたのが、第4紀201年ですよね

そうだ。この本に書かれている第3紀は、タイバー・セプティムがタムリエルを統一したことで始まり、セプティム王朝が断絶したことで終わるんだ。

はやく、もっとたくさんの本を読みたい!!うずうずうず。

(こうなるとまずいんだな、この子は)飯でも作ろうか?

あっ、ご飯食べるの忘れてました

 

 

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