12.同胞団入団と思わぬ試練
ジョルバスクル地下で、コドラクに話しかけることで入団手続きが始まります。
とにかくこのコドラクのじいさんは、同胞団の精神的な支柱。
きっと同胞団がその方向性を見失いそうなとき、コドラクが必ず舵取りをしてきたのでしょう。そしてそれは間違っていなかったからこそ皆に信頼され、現在の同胞団があるのです!!などと力説してますが、みなと話した後、先入観に影響されまくり状態で、このコドラクじいさんと話すと対面しただけでオーラが凄いと思ってしまいます。
もうドラゴンボーンなんかどうでもいいからこのじいさんの下で名誉と盾の兄弟のために命を捧げます。
これだけの戦闘集団ならこのきな臭い戦時の中で、たとえばバルグルーフなんかは言ってみればホワイトラン内に本拠地を置くこの同胞団を懐柔するなりすれば、どちらの側につくにしろ戦闘時には大きな戦力となるはずなのに、この戦争における立場を尋ねると、
政治闘争は避けるべきものだ。個人的な争いのほうがずっとましだよ。
と、さすが老獪。うまくはぐらかされてしまいます。結局、彼にとっては「名誉」こそが正しい道なんですね。これからあらゆる立場で想像もつかないたくさんの事に巻き込まれていく主人公にとって方向性を決める一つの指針になるのは間違いないです。
ではでは、入団したいと申し出ましょう。
Z:「同胞団に命を捧げます。入団させてください」
リ:「(´・ω`・)エッ?ドラゴンボーンの修行はどうするんですか!?」
コ:「今すぐに?ふむ、ちょっと顔を見せてもらえるかな」
コドラクのじいさんは顔相を見るのです。コドラクが呉の国に居てくれたら孫権も死なずに済んだかもしれません。
コ:「うむ、悪くない。なかなか根性がありそうじゃないか」
おぉ~、お眼鏡に適った様子。ちょこっと顔に傷跡つけたのが強そうに見えたのかもな、へへっ。同席していたヴィルカスが難色を示しますがマスターは絶対なのだ。
コ:「私は誰の主人でもないのだ、ヴィルカスよ。この前見た時は、ジョルバスクルにベッドの空きがあったはずだ。心に炎を燃やす者なら、あそこで眠る資格があろう」
ヴ:「すまない。だがおそらく今はその時ではない。そのよそ者の話さえ聞いたことがない」
Z:「おい、ヴィルカスくん。一応、ホワイトランの従士には任命されてるよ、3日前だけど。聞いてない?」
コ:「名のある者たちが我々を訪ねてくることもある。名声を求めて訪ねてくる者もいる。どちらでも同じことだ」
Z:「そうだそうだ!さすがじいさん、言葉が重いぜ」
コ:「要は心が大事なのだが・・・・・、ちょっと考え直そうかのぅ」
Z:「えっ、ちょっと、じいさん、じゃなかった団長!お願いしますよぉ」
ヴ:「・・・・・・。武器はどうなんですか?」
コ:「もちろん、戦いは得意なんだろう?ひよっこ」
リ:「誰がひよっこだ、じいさん。この方はドラゴンを倒して従士に任命されている。口の利き方には気をつけ・・・・・・」
Z:「ボカッ!学ぶことは多いです(謙虚にしておこう)」
コ:「よい心がけだ。それなら、ここにいるヴィルカスが面倒を見てくれよう」
ヴ:「腕前を見てやる、中庭にこい」
Z:「望むところだ」
さぁ中庭でヴィルカスと手合わせの入団テストです。何回か剣を交えれば大丈夫です。ドラゴンを倒したのだから自信を持っていきましょう。
悪くない。次はもう少してごわいぞ
無事にヴィルカスにも認めてもらいますが、新米なので使い走りだぞと念を押されます(;'∀')早速、スカイフォージに居るエオルンドに剣を届けて研いでもらってこいとお使いを言いつけられますが走って20秒くらいなので文句も言わずにすぐ行きます。
エオルンドに剣を渡すと、修理していたアエラの盾が出来たので持ってってと頼まれます。グレイ・メーン家では息子の一人が行方不明なので奥さんが情緒不安定気味なのです。「妻のために早く帰りたい、すまないな」と、申し訳なさそうに言われたら断れないしな。ついでだからいいっすよ、と引き受けてジョルバスクルに戻ります。
そんな私の後方で再び槌の音が聞こえてきたのは聞かなかったことにします。
「帰らないのかよ、じいさん。職人だねぇ」
と苦笑しながら石段を駆け下りました。
建物の地下の一室でスコールと話しをしているアエラさんのもとへ行き、エオルンドから預かってきた盾を渡します。
よかった。これをずっと待ってたのよ。初めて見る顔ね?
アエラさんは先ほど中庭で会って話したことを忘れているようです。新米なので仕方ないっす。
ところでスコールとアエラさんは昼休みにも地下で二人だけでテーブル挟んでご飯を食べていました。どうにも怪しい二人です。
この後、ファルカスに私が寝泊まりする場所を案内してもらいます。
どうやら新米のリアさんと、左フックのンジャさんと同じ部屋みたいです。
とりあえずはホワイトラン近郊に我が家があるのでここで寝ることはないけどね。
ファ:「みんなが会いたがっているから挨拶しとけよ」
Z:「合点承知!」
ファ:「仕事が欲しかったら俺かアエラのところに来い」
Z:「あざす、よろしくおねがいします」
で、さっそくファルカスから仕事を任されたのですが大変な事態となってしまいました。
クエスト 「スカイリムを襲う苦難」
ホワイトランで山賊の一団が問題を引き起こしている。ヴァルトヘイム・タワーを一掃するよう頼まれた
ヴァルトヘイム・タワーといえば・・・・・・。
そうなんです。ジョンドレレとエルダーグリーム聖域に行く途中に通った山賊の根城。あの気のいい受付嬢のA子が居たあそこですわ。
詳しくはこちら
9.自然の祝福 中編 ドラゴン、襲来 - スカイリムに没入する
こんなことになるならファルカスに聞かれたときに「気が乗らない」と答えておくべきだった・・・・・・。
できねぇ、できねぇっすよ、ファルカスの兄貴。
つい先日、笑って通してくれたA子の根城に殴り込みなんて・・・・・・。
が、ここで私は気がついた。
クエストはヴァルトヘイムタワーを一掃するだが、クリア条件が「敵のリーダーを倒す」になっていることに。
もしかしたら、A子を殺さずに敵のリーダーを殺せばクエスト完了するかもしれない。そしたらA子をリフテン辺りに向かう荷馬車にこっそり乗せて逃がしてあげよう。そうだ、それしかない。リディアさんは戦闘が始まると見境なくなるから一人で行かなくては。そうだ、それに、A子はもう居ないことも考えられる。国元のA子の親から手紙が来て足を洗ったかもしれない。とりあえず入り口にA子が居なかったら迷うことなくタワーへ飛び込んで一掃してやろう。
さて、無事にA子を殺さずにクリアできるのか。
次回、
「山賊のアジトに一人で乗り込むのはA子ただ一人だけのためだと言っても過言ではないのだ」を、よろしくお願いします。ポポッ。