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【スカイリムSE】闇の一党:安全の侵害(Breaching Security)前編

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 皇帝暗殺に向けた周到なる計画。

 皇帝の従姉妹ヴィットリア・ヴィキをその結婚式の場で暗殺し、スカイリムは大騒ぎになりました。私がやりました。ごめんなさい。

 この結婚式には、帝国とストームクロークの和解への一歩と言う、隠された意味合いがありました。

 花嫁が殺害されたことで和解の道は遠のき、「花嫁殺害は両陣営どちらかの陰謀」説がささやかれています。

 収拾をつけるために皇帝自らがスカイリムを訪問する、そこを狙う。

  依頼人モティエールの思惑は順調に進んでいるように見えます。

 分割して記事にするほどの内容ではなかったのですが、ガイアス・マロの行動が面白くて、しばらく尾行をしていたので長くなっちゃいました。

   

 ネタバレ注意願います。 

安全の侵害 前編

皇帝暗殺に向けて第2段階

 「皇帝の従姉妹暗殺、和平への一歩が振り出しに!」

 「結婚式の惨劇!目撃者見つからず、消えた犯人」

 「ストームクロークからの声明なし、帝国の自作自演の声も」

 「皇帝のスカイリム訪問、事態収拾に日程前倒し」

 

 私がヴィットリア・ヴィキを暗殺した翌日の各紙朝刊の一面が、この悲劇を大きく取り扱っています。

 どうやら皇帝がスカイリムを訪問する線は固いものとなったようで、スカイリムでは皇帝の警護のため各地で厳戒態勢が敷かれるようです。

 その警護に穴を開けようと言うのが今回の目的となります。 

ガブリエラからの指示

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ガブリエラ、計画を聞かせてくれ 

アストリッドと練った計画はこうよ。皇帝がスカイリムへ来るのが確実なら、保安機関のペニトゥス・オクラトゥスはすぐに準備を始めるわ。警備責任者はマロ指揮官と言う男よ。彼をつぶすの。

指揮官を殺して警備体制を崩すんだな? 

半分正解ね。今回の標的は指揮官ではないわ。その息子、ガイアス・マロよ。彼を殺してこの偽の手紙を死体に持たせるの。ガイアス・マロは裏切り者だったと思わせるのよ。 

なぜ息子なんだ?指揮官を殺せば済む話じゃないのか? 

それでは効果がないのよ。マロ指揮官を殺しても次の指揮官が任務に当たるだけよ。息子が殺されれば、指揮官は悲しみに暮れる・・・

・・・息子が裏切り者だと偽装されれば、彼の家名は地に落ちる。指揮官の動揺は間違いないということか。 

そう。警備計画は失敗に終わるわ。 

また第三者を殺すのか。ヴィットリア・ヴィキのように。 

彼女はサルモールのスパイだったかもしれないのよ?自業自得じゃない。

確証はないんだ・・・・・・、その件は。 

指示書:ガイアス・マロ  

(もう見逃さないぞ・・・)

名前:ガイアス・マロ

場所:移動の予定表を確認すること

職業:軍人

標的メモ:親の七光り

彼は無能であるにも関わらず、親の威光を着て兵士たちに高飛車な態度を取っている。彼の地位は尊敬すべきマロ将軍の地位に基づくものに過ぎない。彼の弱点はスカイリムのあらゆる街に女性の友人がいることだ。

スキル:重装up

 

 この指示書、必要かな?

 もうガイアス・マロの殺害目的は父のマロ将軍を動揺させることだと割り切って考えるしかないしね。

 そういっちゃうと、そもそも「背景」は要らないって話になっちゃいますが、親の七光り、女好きの背景を知ったところで殺害動機にはならないよ・・・・・・。

 

各メンバーの助言

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アーンビョルンは、”あんたはもう仲間だ。お互いに信頼しよう。いいな?”と、だいぶ信頼関係が築かれてきました。

標的を追跡し、殺し、罪をかぶせる。俺向きの計画じゃないか。妻は人選を間違えたらしい。

ナジルは、街中で殺すことの難しさを言っています。

警護が大勢いるから街中で殺るのは難しい。が、街中での騒ぎは日常茶飯事だ。もし誰かに見られたら・・仕方ない

ヴィーザラは、事前調査をしてくれたようです。

ペニトゥス・オクラトゥスを調べてみたが、奴らは高度に訓練された有能な戦士だ。油断するなよ。

ガブリエラは、ガイアス・マロの予定についてアドバイスをくれます。 

ペニトゥス・オクラトゥスの基地のどこかに、マロ指揮官が作った実際の予定表がある事をつかんだわ。役に立つはずよ

バベットは、標的を殺す前に話しかけるのが好きみたいですが・・

マロは危険に敏感なの。話しかけたら警戒するかもね

フェスタスは、要らぬ心配をしてくれます(笑) 

いいか、お前の標的はガイアス・マロだ、息子の方だぞ!間違って父親を殺すんじゃないぞ!

  

予定表を入手する

 ガブリエラの助言にあった「ガイアス・マロ」の予定表を入手するため、ドラゴン・ブリッジにあるペニトゥス・オクラトゥスの基地へ向かいます。

 ドラゴン・ブリッジに入ると、ちょうどマロ将軍と標的のガイアス・マロが立ち話をしています。

 マロ将軍は息子の任務を案じていますが、標的は「ただの警備の視察をして回るだけだよ」と、父を安心させています。

 この家族を壊してしまうことになるのかと、少し気が重くなりましたが、ここに「ファイダ」と言う女性(宿屋フォー・シールズの女将)が現れます。

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 なんだ?このメロドラマは。

 指示書にもありましたが、ガイアス・マロはスカイリムの各街に女性の友人が居るとのこと。

 ん?でも「友人」なら別にいいのか??でも、ちょっとうらやましいから、やる気出す!

 

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 ペニトゥス・オクラトゥスの基地に入ると、テーブルの上に無防備に予定表が置いてあります。

 基地は鍵もかかってなくて、衛兵は一人だけ。それも寝てる。

 こんなザル体制なら、わざわざ息子を殺さなくても警備自体に穴がありそうです。

 

マロ君の大冒険始まる

 予定表には、いつどこの町に視察に行くか一週間のスケジュールが書かれています。

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 各行の最初に書いてあるのは、曜日のこと。

 スケジュールはこんな感じで組まれています。

モーンダス(月曜):ソリチュード、皇帝の塔、夜はドール城で食事、睡眠

ティルダス(火曜):ウィンドヘルム、王たちの宮殿、夜は兵舎で食事、睡眠

ミダス(水曜)  :リフテン、ミストヴェイル砦、夜の指示なし

トゥルダス(木曜):ホワイトラン、ドラゴンズリーチ、夜はバナード・メアで食事、睡眠

レダス(金曜) :マルカルス、アンダーストーン砦、夜は監視塔で食事、睡眠

レダス&サンダス(土日):お前の判断で使って良い

 

このスケジュールを私が呼び出すまで繰り返すこと

 

 これは父のマロ将軍が作ったものですが・・・子供のスケジュールか!!

 食事、睡眠の場所まで決められています。ガイアス・マロのダメ息子っぷりが分かるようです。

 リフテンだけ宿泊先を指定していないのは、親心なのでしょうか?

 そして最後に書かれた父からの一言。

 誰にも話しかけるな(特にお前の女性の”友人達”)

  ペニトゥス・オクラトゥスの名を汚さぬためにも標的には死んでもらったほうが・・・・・。

尾行開始

 予定表を入手すると、地図上にマロ君の居場所が出るようになります。心配性のマロ将軍にGPS装置を持たされているようです。

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 この依頼にはオプションがあって、標的を街道などで殺すのではなく、どこかの街に立ち寄った時に、街中で暗殺することにより報酬が増えます。

 私とイニゴは、報酬upのために、マロ君がどこかの街に入るまで尾行をすることにしたのですが・・・・・・。

  ちなみにこの日は「火曜日」、時刻は午後11:41。

 火曜日の目的地「ウィンドヘルム」には距離的にもう間に合わないので、このまま水曜日の目的地「リフテン」へ行くのが本来のスケジュールです。

 

 が、マロ君はドラゴン・ブリッジを出てなぜかソリチュードの方へ歩き始めています。あと、19分でウィンドヘルムに到着するつもりなのか?

 猛ダッシュに備えて、私とイニゴは緊張します。

 

どこへ向かうのだ? 

 日付が変わりました。深夜の街道を歩くのは、標的と我々二人だけです。

 吸血鬼どころか、狼すら現れません。

 マロ君は誰ともすれ違わないからか、もくもくと一人、タイマツをかかげて歩いています。

 私とイニゴはだいぶ飽きてきていたのですが、いったいどこへ向かっているんだろう?って好奇心だけで、ついていきます。

 

 標的にバレないように崖を下り先回りして、キャンパーのふりをして街道沿いにテントを張って偽装します。

 マロ君は我々のキャンプに目を向けることもなく、通り過ぎていきます。

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 とうとうソリチュードまで来てしまいました。画像は明るさ調整で明るくしていますが、まだ陽は昇らず暗い中を歩いていきます。

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 ソリチュードの街には入らず港の方へ進む標的。ブルーパレスの裏口から入るつもりか?それとも周辺の警備を見て回っているのか?

 この時はまだ、マロ君は仕事熱心だなぁなんて少しだけ信じていました。 

 

続く